Kanbun Diary 2018年2月片桐寛文建築研究所２

「吹抜」をリビングに採用した場合

それを

そこだけで感じるのは

もったいない。

小さな個室に

この「吹抜」を横付けし

「窓」でつないでやれば

個室にも広がりを与えられる。

小さな家では

贅沢な空間は

できるだけ共有し

有効利用しよう！

※ 「一番よい住宅づくり！」　をするには
設計士と出会い、相談することが大切
失敗してから１級建築士が出てきても時すでに遅しだ！
プロの不動産屋も、工務店の親方も
みんな設計士に相談して仕事をしている
設計なくして良い物は作れない！
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　住宅をデザインしている設計事務所！
　片桐寛文建築研究所２
　HP→http://www.katagirikanbun.com
　TEL:042-506-7832
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住宅で

一番合理的に

地下室を造れる敷地は

道路から一段上がった敷地！

既存の古い擁壁をやりかえる代わりに

地下室をコンクリートで造り

それを擁壁としてしまう。

これで擁壁の費用は不用。

敷地の間口があれば

駐車場もビルトインにできる。

容積率の緩和で

駐車場、地下室は面積算入ほぼ無し

の場合もある。

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狭小地で

部屋が多く取れない時は

地下室が有効だ！

容積率の緩和で

住宅の地下室なら

丸々面積に入らないこと

だってある。

地上にある住宅の面積とは別に

面積カウントされない

地下の部屋を造ることができる。

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地下室は

「防音」の面で優れ

‪また

‪冬暖かく、夏は涼しいが

特に夏の涼しさは

格別に気持ちいい。

建設する時の注意として

・湿気があるので、換気設備をしっかり
　することと、ドライエリアを造り
　窓を設けて換気するのもよい。

・壁は防水をし地下水が入らないように
　するのが一つのやり方だが

一番よいやり方は

・壁を2重にし
　水は壁から入るものと考え

　その水を
　2重にした床の

　床下に集めて
　ポンプで汲み上げ排水する。

この方法がベストだ。

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地下室は最低でも

「100万円/1坪(2畳)」は必要！

土の下に空間を造るので

・工事の時は「土留め」が必要
・残土の処分
・防水
・地下水のくみ上げ排水ポンプアップ
・換気
・二重壁
・必ずコンクリート

だから費用がかさむ。

例えば

6畳の部屋＋地下に降りる階段2.5畳

で425万円くらいだ。

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この空中廊下は

図面で見ると

無駄に見える。

しかし

出来上がりを

見てみると

生活を楽しむうえで

欠かせない物となっている。

空中廊下だけに

宙の中にいる感覚で

1階の庭と空中廊下

ひいては

空中廊下をかえして

2階のLDKとを繋ぐ

コミュニケーションの連続性が

出来ている。

この様に

誰にも想像のできない

「良さ」「楽しさ」を

建築家には

発想してもらおう！

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床下収納、小屋裏収納は使いずらい。

手を届かせるのに一苦労だから

人によっては永遠にしまいっぱなし！

なんてこともある。

だから収納は、壁面に扉を設けた

普通のものを多くした方が

収納力は高い。

建築家に

使いやすい収納を

設計してもらおう！

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建築では見えないところこそ大事！

例えば

基礎のコンクリートを流し込む時

私は直前に現場に行き

ゴミが落ちてないかチェックする

落ちていようもんなら

即座に工事中断！

ゴミの分だけコンクリートが

入っていなければ問題！

建築家には

見えなくなるところも

しっかりチャックしてもらおう！

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私の設計では極力
部屋に隣接してバルコニーを設けるが

夜
そのバルコニーに
光を当てることで

外と室内とが同じ空間として
感じることができる。

ただ光を当てるのではなく
当て方にも工夫が必要だ。

光を発する元
「光元」は作られた光だが

これは意図的に見え自然ではない。

逆にそこから放たれた
「光の光線」は
空中に放たれ
浮遊するので
そこに「有るもの」とし
自然に見える。

この人の心理を利用し

「光元」は壁に隠し
「光の光線」を室内から
見せるようにすれば

バルコニーは
必然的に室内とつながる。

外を
部屋として感じられる

贅沢な空間を

建築家に

設計してもらおう！