Kanbun Diary 2017年10月片桐寛文建築研究所２

道路の「幅」は

どこからどこまで？

これを知っていれば

現場で道路の幅を

メジャーで測れる。

知ってるようで

意外に知らない！

建築基準法では

４ｍ幅以上の道路に

２ｍ以上接した敷地でなければ

建物の建設はできない！

この図では

「Ｌ型側溝」の端から端が

道路の幅だ！

※ 「一番よい住宅づくり！」　をするには
設計士と出会い、相談することが大切
失敗してから１級建築士が出てきても時すでに遅しだ！
プロの不動産屋も、工務店の親方も
みんな設計士に相談して仕事をしている
設計なくして良い物は作れない！
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　TEL:042-506-7832
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素人に

敷地の良さを

最大限引き出すことは不可能だ！

ただ

不可能を可能にする

たった一つの方法がある。

それは一番最初

建築士のいる設計事務所へ

相談に行くことだ！

他で建て終わり

何かあってから

建築士に相談したって

遅いんだよ。

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土地を購入する時

誰と見るのが一番安全か？

それは建築士だ！

不動産屋でも工務店でもない。

なぜなら

建物から逆算して

「良い敷地だ！」と

断言できるのは

彼らだけだから。

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住宅のデザインは

ファッションではない。

ファッションは

その時をデザインし

建築は

未来をデザインする。

単にカッコイイ、可愛いではなく

何十年後も楽しめる設計ができるか！

それが重要だ。

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緑・植物が無かったら？

この素晴らしい部屋は

もう少し硬いイメージだったと思う。

緑には

空間をやわらかくする

力がある！

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家づくりに関わる

人の気質は

「器用さ」よりも

「真面目さ」を

持ち合わせていることの方が

重要だ！

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こんな敷地はダメだ！

建物は

４ｍ以上の道路に

２ｍ以上、接しなければ

建てられない規則だ。

これは２ｍ接しているようで

路地部分が

実質２ｍない。

なので

接道の扱いを受けることができず

建設できない。

このような敷地は

路地部分で２ｍ以上あることが必要だ！

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良い建築とは
携わった全ての人にプラスになることだ！

不動産屋だけが儲け
設計者には「空気だけ吸って生きろ！」と
言わんばかりの

２、３０万円の報酬で仕事をさせたり

工務店に安さだけを求めたり

お客さんだけ得してもいけない。

しっかりしたお客さんは
職人には納得した仕事をしてもらいたい
と思っているし

しっかり仕事をした人には
それにみあう報酬を与えるべきだ
と思っている。

私は駆け出し当時
仕事がなかったので
安い建売住宅の設計から入ったため

いまだに程度の低い不動産屋から
足元を見られた話をされることがある。

しかし
それらの仕事は一切受けていない。

これはお客さんも同じで

しっかりと相対する人を
見極める力が必要だ。

皆がハッピーになる現場は
実はお客さんへのハッピーを
最大に引き込んでくれるのだから！

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内か！外か！

雨は建物に降りかかり

伝い

流れ落ちる。

伝った場所は汚れ

伝わなければ汚れない。

建物の資産価値を

感覚的に劣化させないためにも

外観は汚したくない。

そこへ雨を流さないために

立上りの天端（トップ部分）の

勾配を

しっかり考え

汚れる部分と

そうでない部分とを

明確に設計するのだ！

この建物の場合

屋上側（内）へ

雨を流し排水する。

この事で

10年以上たった今でも

外観（外）は綺麗だ！